2005年 07月 31日
白糸の滝
ハル家は、私がそうめんを至極好むことから、
それが土日の食卓に上ることが多い。

つゆを作る、麺のゆでる。
ほとんどの場合私が担当する。

これには歴史がある。
そうめんやうどんのつゆを自ら作るようになったのは小学生の頃。
レシピを教わったわけではなく、
入れてる調味料が正しいのか、なんの意味があるのか、
分量はこれでいいのか、なんてことはさっぱり分からない。
凝っていたり、きわめて美味いのではなく、
自分の好きな味のパターンを繰り返しただけで、
瓶で売っているつゆをあまり受け付けないから作っているだけだ。

ハルもそうめんは好きと見る。
ハル用そうめんは、ハルママと私のよりも柔らか目にし、
食べやすいよう、短く切って盛りつける。

ハルはスプーンやフォークを使い切れない。
どんなに仕込もうとしても、食事は手掴み。
口のサイズと手のサイズの違いを把握できていないのだろうか。
ちょうど口に入る大きさの1個の固体であれば問題ないが、
米などは、口のサイズ以上の量を掴み、
口に入らない分は、敢え無く場外リングアウト負けになる。
リングアウトになっても、
綺麗に洗っているエプロンの上にしがみついているものは、
ハルママや私の助けにより敗者復活を果たす。

今日のハルの夕食には、昨日ハルが食べきれなかったそうめんがあった。
私とハルママは、なんの話か、食事中2人で会話した。ハルそっちのけで。
ふとハルを見る。

ハルの口からテーブルまで、
白糸の滝ならぬ、ナイアガラとまではいかず、
千尋の滝のようになっていた。
滝というより、雪崩かもしれない。
見ようには、山盛りのかき氷にも見える。
5cmぐらいに切ってあったはずのリングアウト敗者たち。
スイミーの話を思いだし、美しささえ感じる。

ハルママは、楽しそうに敗者復活の助けをする。

ハルは「こいつらなに騒いでんだよ。」と真顔。

写真撮り忘れた。オモロかったのに。
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by fez_maroc | 2005-07-31 23:34 | 【ハル】


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