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2005年 12月 01日
創作大臣
今日はハルママの話。

ハル家にはハルのおもちゃが少ない。
しかし、遊び道具は多い。

この表現の区分は、いわゆる買ったもの・もらったものが”おもちゃ”で、
”遊び道具”はハルが興味を持って遊ぶもののこととしている。
”おもちゃ”は”遊び道具”の一部ってこと。

どういうことかというと、
買ったものは少ないが、ハルママが作ったハルの遊び道具が多いということ。

ミルクの空き缶をおもちゃ入れにして、蓋を開けたり、おもちゃを出し入れしたりして遊ぶ。
空きのペットボトルに何かを入れて、振って音を鳴らして遊ぶ。
ラップの芯の内側に硬いものをぶら下げた紐をつけて、これまた振って音を鳴らして遊ぶ。
落ち葉にうろこ等を書いて魚にする。
白い発砲スチロールのパック(肉とか売ってるときのパック)の角を三角に切って、
しまもようを入れて貝殻にする。

遊び道具だけでない。
周りを見渡せば、手作りのインテリアグッズもある。

すべてハルママの仕業。

何故に今この話題かというと、
昨日、帰宅すると、部屋にハルの家があった。
でっかいダンボールで小さな家が出来ていた。
玄関の扉にはドアノブがあり、表札には「haru」と書いてある。
玄関の奥には両開きの窓がある。
屋根は赤色、壁は白。クレヨンで塗ってある。

ハルは楽しそうに遊んでいたらしい。

今朝出勤準備をしている横で、ハルは家の主になっていた。
家の中に座り玄関を閉めていると、私はノックをして扉を開けて「ば!」という。
「いないいないばあ」だ。
また、玄関をノックして後ろに回り、窓を開けて「ば!」という。
ハルはニコニコ顔だ。

私は物を買って(あるいは買い集めて)満足する。買ったままで何もしていないものも多い。
ハルママは、ハルのためであるのだろうが、作ることで自分も満足するのだろう。

私には創作の発想がないため、彼女の創作力には関心する。
おそるべし創作大臣。

ハルはハルママのこんなところは似て欲しいもんだ。

by fez_maroc | 2005-12-01 12:54 | 【いろいろ】


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