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2006年 01月 04日
勝利宣言(ハルママ不在の夜)
年末年始の実家巡りを終え、
姪との戯れに将来のハルとの体力勝負を予感し、
私の実家よりもハルママの実家のほうに落ち着いてしまう自分を再確認した。

それはさておき、今日はハルママが高校時代の親友からの誘いにより、
夜は不在となった。

これは勝利宣言である。


前提がある。
ハルは夜寝るとき私を必要としない。
夜泣きしたときは、無意識のうちに、すぐに駆け付けた私の存在を無視してハルママを探す。
やはり圧倒的にハルママと過ごす時間が多いし、
ハルが寝る時に私が居合わせるのは休日だけだ。

私がハルと二人っきりになるときで、これまでの最長はハルママの美容院時間だけだ。
しかも、ハルを寝かしつけるときに私が一人であることははじめてだ。

そんなハル家にとって初の試みではあるが、
ハルママにもたまには遊びに行って欲しいという思いと、
ハルがハルママなしにはいつまでも寝つけないということはないだろう、
何時になるか分からんがいつかは睡眠欲が勝つはず(私の子だし)との楽観視から、
ハルと私で勢い良くハルママを送り出した。
一応、私の携帯をハルママに貸し(ハルママは持っていない)、
私の手におえないときは連絡することにしていた。

私には秘策があった。
昨日佐賀の実家からの帰宅後、ハルとの戯れの中で必殺寝ネタを編み出していた。
「お父さんお腹ちら見せ」
これがハルに馬鹿ウケ。ハルはぺちぺち私のおなかをたたく。

実際にハルが「ハルママはどこかな?」という表情をして廊下に出たとき、
「お腹ちら見せ」が威力を発揮した。
早めに疲れさせるために私は連発した。

そしていざ就寝タイムに。
それまでぎゃーぎゃーと過ごしていたハルであるが、
電気を消した途端に泣き出し、暗い中ハルママを探していた。
携帯をハルママに貸していたとはいえ、ハルママにヘルプコールなんてするつもりは毛頭ない。
むしろ、
「ははは、俺の手にかかればハルはイチコロだった。心置きなく楽しんでくるよい」と
勝利宣言するために携帯を貸したのだ。

年末年始、ハルは私がだっこしているときに昼寝につくことが多かった。
添い寝の場合はハルママが必要で、だっこ寝であれば私にも勝機がある。
奴(ハル)は意外に単純だった。

これは勝利宣言である。
ハルへの勝利、ハルを私に預ける事に不安抱いていたハルママへの勝利、
そして、夜の就寝タイムにおけるハルパパ不要論への勝利だ。

ハルはハルママなしに熟睡することが出来た。
ハルママは後ろ髪弾かれる思いを払拭できた。
そして私は自信を回復した。

これでハルママは遊びに行く事ができる。

ハルママの友人の皆さん、お気遣いなくハルママを誘ってください。
ただし、条件があります。
私が早く帰れる平日(めったにないけど)か土日限定です。
そして、私が必殺ネタを編み出した直後がベストです。

by fez_maroc | 2006-01-04 23:38 | 【ハル家の一日】


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