2005年 02月 24日
ホームスタジアム カンプノウ
今朝C/Lがあったカンプノウについて。

Estadio Camp Nou :(確かground newの意味)
収容人数 98,771人(ヨーロッパ最大)
ピッチサイズ:105×72m
建設:1957年
海外でサッカー観戦した最初で唯一(現時点)のスタジアム。
ヨーロッパ最大の収容力を誇るこのスタジアムは、
横浜のスタジアムにも、大分のスタジアムにも、テグのスタジアムにも、
勿論博多の森にも見られない急な傾斜があり、
2階席でも、ピッチが近く見える。
メインスタンドから見たバックスタンドは迫り立っているように見え、
ゲームに参加していると実感できるものだった。
大分やテグは特に最上階席で見たため、遠くでなんかやってるというか、
意識して凝視しなければスッカリおいていかれるような感覚を覚えたもんだ。
ハルママはW杯にも関わらず、試合中に眠くなったらしい。

スタジアムには、オフィシャルショップと博物館が併設してあり、
実はバルセロナで1、2を争う観光スポットらしい。
 私も博物館を堪能し(初めて本物のビッグイヤー(C/Lのトロフィー)を見た)、
今ではどうしてって思うようなものまで購入した。この時、ハルママと兼用として
購入したジャージ(本人は自分用に家計で買ったと思ってたらしいが、
私が出しました。)は、最高に気に入っている。私にはサイズが厳しいが。 

私はこのスタジアムが好きになった。
決して近代的でないし、お世辞にも綺麗とはいえないかったが、
外壁(過去のいろいろなデザインのエンブレムがあった)は重厚な印象であり、
シート、スタンド、ベンチ等全てに年季が入っている。
日本や韓国のスタジアムは、機械的というか、巨大な宇宙船のようで、
初めて見た時の「すげー。びっくりー。」の一言で終息し、
愛着という言葉にはほど遠い。

カンプノウは、新しい、古いの別は度外視した荘厳な雰囲気を無言で醸し出す。
建物というよりも神々しい「山」だ。
 それもそのはず、地元の人々の愛着(この表現が正しいのかな?)は
並々ならぬものらしい。
フランコ独裁政権時代に、マドリッドの中央政権に、
人も生活も文化も思想も踏みにじられていたカタルーニャ人にとって、
カンプノウは唯一無二の、誰にはばかることなくカタルーニャ語を話せ、
自分のアイデンティティを無条件に昇華する場であったらしい。
現在も根強いカタルーニャの独立思想(カタルーニャ代表という代表チームもある)
は、この時代の遺恨を源としており、カンプノウはその象徴。
彼等はそこで自由を得、フランコに寵愛されたレアル・マドリッドを
完膚なきまでに叩きのめす姿を夢想し、
持ち寄ったあらゆる憂さを晴らして日常の生活に戻っていく。
カンプノウの力を考えれば、この荘厳かつ尊大な雰囲気は必然だ。
 また、そこに集う人々も無視できない。港町特有の、
「排他」という言葉と無縁の気質が、いわゆるヨソモノであろうが、
バルサを愛するのなら同志という寛大さを、カンプノウの匂いに反映させている。
(決め付けすぎかな?)
 
 ヨボヨボの白髪ジジイが審判への抗議で白いハンカチを懸命に振り、
私たちの斜め前で見ていたオバさんは、まずいプレーに一々頭を抱える。
彼等にとって、カンプノウは凄惨な歴史に裏打ちされたカリスマであって、
そのカリスマ性に引き寄せられている自分に気づかずに足を運んでいるようだ。
 
他の海外のスタジアムを見たわけではないが、私は非常に好きになった。 
しかし、これだけ誉めておいて、通販で買ったカンプノウ立体ジグソーパズルは、
完成の目途が立っていない。

コメント
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Unknown (mackimber)

2005-02-24 22:01:57

パズルのだぁー。


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ハルゴジラ襲来前に (fez)

2005-02-25 00:28:17

ハルゴジラが走りまわる前にパズルのだぁー。
できたら写真をあーっぷ。
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by fez_maroc | 2005-02-24 12:30 | 【バルサ】


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