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2005年 11月 27日
ジョージ・ベスト死去
ジョージ・ベスト死去の報。享年57歳(59だったかな?)。

1960年代から70年前半にマンチェスターU等でプレーし、
そのドリブル等の高度なプレーでバロンドオールを獲得。
その個性と佇まいから”5人目のビートルズ”とも言われた男。
華麗なプレーの裏での派手な夜遊び。
アルコール依存症と27歳の若くしての引退。

数年前に読んだnumber誌の彼のインタヴュー記事を読み返した。
当時は、生死を賭けた肝臓移植を終え、故郷北アイルランドに居を構えた頃だった。
イギリスの女性を虜にした当時の面影の残ったイケメンおじさんだった。

「とにかく派手に遊んでいた。」
「エンターテイナーであるべきだと思っていた」
「エンターテイナーであるためにはベストのプレーしなければならず、
 そのために常に練習をしていた」

―あのような華麗なプレーが出来るのはなぜですか?との問いに
「天性の才能があるからだ。スポーツには天性が存在する。私はそう信じる。
だから自伝のタイトルを『blessed』(神の恵=祝福されし者)にした。
私は速く走れる。同じスピードでドリブルできる。これは生まれつきだ。」

―あなたほどの才能を持った選手はいますか?ベッカムは?
「彼の右足は見事だ。だが、私は両足が使え、3、4人抜くことができた。
私はヘディングもタックルも奪い合いもできた。彼には出来ない。
彼は私とは違う理由で素晴らしい選手です」

―これまで、あなたよりうまい人間はいましたか?
「率直に話すなら・・・・いません」

彼のプレーや、話す姿を見たことはない。
しかし、単なる大口叩きのようには思えない。
「自分よりうまい人間はいなかった」との彼の言葉を、
当時の彼のプレーを知るものは無言で大きく頷くに違いない。
それだけのプレーを見せていたからこそ説得力のある言葉なのかもしれない。

酒を愛し女を愛し、最先端のファッションを着こなし、
最高のプレーをするための努力を怠らず、
自分を神に選ばれし者と信じる。

彼の言動を説明して余りあるプレーを見てみたい。
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ネットで動画みた。
すげー。速くて滑らかですり抜けるドリブル。

by fez_maroc | 2005-11-27 07:32 | 【サッカー洗脳】


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